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AOR名曲紹介。渡辺貞夫(1991年)第14回 [CD]

日本人アーティストの紹介です。でも歌っているのは、すべて海外のシンガーです。渡辺貞夫のアルバムからボーカルだけを集めたベスト・ボーカルアルバムになります。

ジャスト・ア・タッチ~渡辺貞夫ヴォーカル・コレクション~

ジャスト・ア・タッチ~渡辺貞夫ヴォーカル・コレクション~

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2009/02/25
  • メディア: CD
 
 
 
 
 
日本でどれくらい売れたのかはわかりませんが、もっと評価されていいと思います。アルバムの中の数曲は彼の作曲です。彼の作るメロディーは、聴いてて癒されます。とてもセンスがいい。
 
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かなり聴き込んでいるので、ケースはキズだらけです。
 
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ジャケット裏側と帯。写真は、このアルバムの為にレコーディングした1曲目のランディー・クロフォード。
1983年リリース「フィル・アップ・ザ・ナイト」から、最新(当時)「スウィート・ディール」までのヴォーカルを集めたベストヴォーカル集と書かれています。
 
タイトル:ジャスト・ア・タッチ/ヴォーカル・コレクション  渡辺貞夫(1991年)
 
1  Just A Touch/ランディー・クロフォード(1991年)
 
  このアルバムの為にレコーディングされた曲です。曲は渡辺貞夫。作詞・歌は、ランディー・クロフ  ォードです。アルトサックスのメロディーラインが「ナベサダ」です。サックスとランディーの歌声もよ  くあっています。いい曲です。 
 
2  Only In My Mind/パティー・オースチン(1989年)
 
  このアルバムでかなりの作曲をしているRobbie Buchananの曲です。少しアレンジを変えれ   ば、西海岸の上質なAORになりそうな曲です。曲調、バックの演奏、いいです。
 
  「きっと、あなたがいつか現れると信じていたの・・・」。曲にあったいい歌詞です。 
 
3  Tip Away/ブレンダ・ラッセル(1985年)
 
  バラード調の多いこのアルバムの中では、すこしテンポのいい曲です。どことなく南国を感じま   す。 
 
4  Here's To Love/ロバータ・フラッグ(1984年)
 
  初めて聴いた時、意味も無く感動した曲です。出だしのフェンダー・ローズ、ロバータ・フラッグの  切なく、うったえかけるような歌声、少し軽快なテンポになってからのサックス、メロディーもいい   です。ギターは、エリック・ゲイル、ドラムはスティーヴ・ガッド。
 
  いつも思いますが、「美空ひばり」に歌って欲しかった。彼女の歌唱力なら、違和感無く歌えたハ  ズ。 
 
5  When We Make A House/ウィル・リー(1986年)
 
  とても聴きやすい曲です。ヴォーカルは、Bassも担当してます。 
 
6  Old Photograph/ウォーレン・ウィービー(1991年)
 
  最初はスティービー・ワンダーが歌ってると思ってました。(よく聴けば違うとわかりますが・・・)。  でも、歌い方や、高音部の声はかなり似てます。デヴィッド・フォスターに見出された彼は、残念   ながら1998年に亡くなっています。
 
  わかれてしまった彼女との古い写真に「いつまでも忘れないよ、君もだろ?」と問いかける内容   の歌詞です。 
 
7  Any Other Fool/パティー・オースチン(1989年)
 
  作曲は、2曲目と同じRobbie Buchanan。この人、いい曲作ります。ギターは、ポール・ジャク   ソン・Jr、ドラムは、ジェフ・ポーカロです。
 
  自分から別れを告げて後悔している気持ちを、パティー・オースチンがせつなく歌っている曲で   す。 
 
8  If I'm Still Around Tommorow/ロバータ・フラッグ(1984年)
 
  バックの演奏メンバーは、4曲目と同じです。スローな曲でロバータ・フラッグがしみじみと歌って  います。彼女が歌うと、なぜか安心して聴けます。とてもすなおな声です。渡辺貞夫のサックスも  控えめで歌を盛り上げてます。 
 
9  Men And Women/ブレンダ・ラッセル(1985年)
 
  このアルバムの中で、ブレンダ・ラッセルはテンポのいい曲が担当かな?「カリフォルニア・シャワ  ー」のように体がかってにリズムを取りたくなるようなノリのいい曲です。キーボードは、ドン・クル  ージンです。
   
10 Fill Up The Night With Music/グラディ・テイト(1983年)
 
  グラディ・テイト。ドラマーですが、こんないい声で、しかもうまいんですね。 エリック・ゲイル(g)、  スティーヴ・ガット(ドラム)、ナベサダ(sax)、こんなメンバーのセッション、一度でいいから生で観  たい!
 
11 Only Love/ウォーレン・ウィービー(1991年)
 
  このアルバムの中では、一風変わった印象を受けます。途中からメロディアスな曲調になった    り・・・。でも、この人の歌声はAOR向きだと思います。うーん、いい声してるなぁ。 
 
12 My Dear Life/ブランダ・ラッセル(1988年)
 
  最後にブレンダが、バラード調の曲を歌います。これぞ、「ナベサダ」、少し長めのサックスがとて  もいいです。
 
日本人紹介のつもりで書きましたが、結局海外アーティストのオンパレードになってしまいました。 

 


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コメント 2

seawind335

いいですね!
このCDは、私が持っている中でも「宝石箱のような」お宝CDです。
曲・演奏・歌と3拍子揃った、本当にセンスの良いアルバムですね。仰る通り、ワールドワイドに通用する作品だと思います。
全曲、素晴らしい出来ですが、その中でも「#1」「#7」「#11」は、特にお気に入りです。

残念ながらこのアルバムには収録されていませんが、「EARTH STEP」というアルバムにも、2曲程美しいバラードが入っています。
by seawind335 (2013-01-13 02:04) 

ya52873

seawind335さん。NICEとコメントありがとうございます。まさに「宝石箱」ですよね。お気に入りも同じですよ(笑)
by ya52873 (2013-01-14 23:31) 

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