AOR名曲紹介。ビル・チャンプリン(1981年)第15回 [CD]
1981年に発売されたビル・チャンプリンの2ndアルバムです。まだシカゴへ加入する前に出されたアルバムです。この人は結構いい曲を作ります。とくにバラード調のスローテンポの曲は好きです。どれも共作となっているので、彼のメロディーなのかはっきりしませんが・・・。
デヴィッド・フォスターと共作した「After the love has gone」(EW&F)、「Turn Your Love Around」(ジョージ・ベンソン)、このアルバムでは、ケニー・ロギンス、リチャード・ペイジとも曲を作っています。
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ウ゛ィウ゛ィト゛・サウント゛
- 発売日: 2010/08/25
- メディア: CD
残念ながらCDは持っていません。ブログ記事ネタの為、普段聴かないレコードを探していて見つけました。おそらく彼のアルバムを聴くのは20年ぶりだと思います。なつかしい!
超豪華メンバーです。プロデュース:デヴィッド・フォスター、参加ミュージシャン:ステーヴ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ、ジョン・ロビンソン、リチャード・ペイジ、トム・スコット、ケニー・ロギンス、ジェイ・グレイドン。ほとんどの曲でリチャード・ペイジがバックコーラスを担当してます。曲が完全に「LA」です。
タイトル:RUNAWAY/ランナウェイ
(SIDE ONE) ------------------------------
1 RUNAWAY
曲はスティーヴ・ルカサーとの共作です。 1曲目にふさわしいアップテンポな曲です。スティーブ・ ルカサーのギターも、ストレートで「元気一杯」という感じです。
2 ONE WAY TICKET
アップテンポの曲が続きます。ギター:スティーヴ・ルカサー、キーボード、デヴィッド・フォスター、 コーラス:リチャード・ペイジ。
3 SARA
SALA,I'll never forget youre name.
「サラ」、君の名前は死ぬまで忘れないよ。
わかる気がします・・・
4 TONIGHT TONIGHT
バラードです。デヴィッド・フォスター&レイ・ケネディの共作です。1980年に発売されたレイ・ケ ネディのアルバムに収録されている「My Everlasting Love」がオリジナルです。 ギターはジェ イ・グレイドン。ルカサーと違い落ち着いてます。と言うか間奏はギターじゃなくテナーサックスで す。
5 RUNAWAY REPRISE
バックのベースっぽいのは、Moog。デヴィッド・フォスター担当。
6 TAKE IT UPTOWN
ケニー・ロギンスとの共作です。ケニー・ロギンスは、リチャード・ペイジとともにバックコーラスも参 加しています。軽快なピアノは、ビル・チャンプリンです。
(SIDE TWO)--------------------------------
1 SATIAFACTION
リチャード・ペイジとの共作。バックの演奏に少し「Pages」を感じます。トランペットやサックス、ト ロンボーンなどの管楽器が多用されてます。途中の演奏は初期の「Cicago」を思わせます。
2 STOP KNOCKIN' ON MY DOOR
このアルバムの中では、少し異色な感じがします。ソウルっぽい曲です。なんとリードギターは、 ビル・チャンプリンです。オルガンも弾いてます。ルカサーはリズムギターを担当。
3 GOTT GET BACK TO LOVE
イントロのルカサーのギター、ビルの歌声、すぐに曲に引き込まれます。こんな感じの曲が私は 大好きです。ジェイ・グレイドンのリズムギター、デヴィッド・フォスターのシンセ、ピアノ、リチャー ド・ペイジのバックコーラス、AOR100%です。
4 WITHOUT YOU
どことなくエアプレイを思い起こすような曲です。エアプレイのアルバムに入れても違和感がない と思います。シンプルな構成ですが秀作です。ルカサーのギターも元気です。
5 THE FOOL IS ALL ALONE
ラストはお決まりのスローバラード。デヴィッド・フォスターとの共作です。デヴィッド・フォスター は、こんな曲を書かせたらNO1でしょう。ルカサーかと思わせるジェイ・グレイドンのギターも泣け ます。
久しぶりに聴きましたが、こんなによかったという印象がありません。当時はこんなアルバムが多々あったので、あまり記憶に残っていないのかも。リピートして何度も聴きたい曲が結構あります。CDが欲しくなりました。
タグ:CD
彼のアルバムは2枚持っていますが、これは未購入です。
是非とも欲しいアルバムです!
by seawind335 (2013-01-20 13:10)
seawind335さん、NICE!&コメントありがとうございます。
昔の記憶以上によいアルバムだと、今更ながら気がつきました。
by つばさ (2013-01-20 14:40)
38kicksさん、Nice!ありがとうございます。
by つばさ (2013-01-29 21:40)