トラベルギター HORA(オラ)の改造 [ギター]
HORA(オラと読みます)。ルーマニア製のトラベルギターです。非常にコンパクト。小さすぎて、ストラップをつけないと弾きにくいです。スチール弦、ナイロン弦と2タイプあります。
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- ショップ: GUITAR MUSEUM
- 価格: 9,800 円
(このギターについて)
・ボディの幅、6cm。とても薄いです。(でも音量はそこそこ出ます。)
・トップはサウンドホールを見る限り、単板です。(贅沢!)
・ネック幅は、44~45mm。普通のアコギと同じです。
・ブリッジの強度不足?
・指板は、あまり良い材料ではないようです。(材質不明)黒色で塗装されてます。
・ポジションマークがありません。(クラッシックで慣れている方は問題なし)
・地味。
ということで改造です。
・海で拾った貝殻でポジションマークとインレイを入れました。
・指板の塗装を剥離。木の肌をそのまま生かしてオイルステインをぬりました。
・ナット、サドルを象牙で作成。
・ブリッジの強度が心配なので、象牙の板を追加。フリッジも黒の塗装を剥離。象牙の端材を接着。
・サイドにもポジションマークを追加。象牙を細い棒に加工して埋め込みしてます。
・ペグをアコギ(ARIA製)から外して交換。
・アクセントも兼ねて、ピッガードを貼り付け。
写真左側から。インレイ。一応カモメです(某カナダのギターメーカーと同じ?)写真中。ポジションマーク。フレットを全部外して指板の塗装も全部剥がしてます。木の地肌のまま。使用した貝殻はインレイと同じ貝殻。出来るだけ平らな部分を使用してます。写真右側。象牙を細く削って埋め込んでます。
写真左側より。ナット。象牙を使用。かなり硬いです。手前に見える端の穴は象牙の中心です。象牙の中は穴があいてます。写真中。ブリッジ付近。1はサドル。象牙で作成。弦高さを低くするため、調整しながら加工。2は今回追加した部品(名称なし)ブリッジに食い込むので補強のために取り付け。音の影響は不明。少し響きが良くなった気がします・・・。3も象牙の端材です。象牙の最表面は木目のような色です。音には関係なし。写真右。ピックガード。アコギで使った残り材料で作成。
写真左。ARIAのギターから取り外して使用。オリジナルは3連タイプ(クラッシックギターに近い)。写真中。ラベル。ルーマニアの文字が読めます。写真右。改造後の全景。
実際に旅行で2度持って行きました。小さいといっても邪魔かな?でも飛行機でも機内持ち込み可能でした。
車に積んで運転席でも弾けるので、練習用にはとても重宝します。音量も結構あるので違和感はありません。ただボディが小さいのでギターを固定するのが大変です。ストラップは必須です。
めちゃカッコ良くなりますね…!!
塗装を剥離ってどうやったんですか??
同じように改造したいのですが(´・ω・`)
by ブルー (2013-04-24 09:20)
ブルーさん
コメントありがとうございます。
指板は黒い塗装がしてあると思います。
私は、下記方法で剥離しました。
・フレットを全部外します。
・塗装剥離剤を指板に塗布。(必要に応じてマスキング)
・しばらくして、布でふき取り。
・指板をペーパーで研磨(目が細かいもの)
・拾った貝殻を加工して埋め込み(加工が結構大変)
・埋め込んでから、またペーパーで研磨。
・オイルスティン塗布。
・フレットをもとに戻します。
慣れてないと、大変かと思います。
とくにフレットの高さの調整とか。
他のブログも参考にされるといいかと思います。
by つばさ (2013-05-09 18:41)
コメント
by お名前(必須) (2023-09-24 08:22)