AOR名曲紹介。ビル・ラバウンティ(1981年)第7回 [CD]
この人を忘れてました。ビル・ラバウンティです。日本では1982年にリリースされた彼のサードアルバムです。非常にバランスのとれたいいアルバムです。私が好きな理由は、彼の「声」です。すこしソウルっぽい声に「哀愁」と「せつなさ」を感じます。
アマゾンのCD発売日は2012年となっていますが、ビクターから1990年にCD化されてます。所蔵CDの帯には、「AORの名盤中の超名盤、遂にCD化!」なんて書かれてます。
声もいいのですが、すごいのはすべての曲作りに参加していること。たぶんメロディーは彼が担当していると思います。彼の他のアルバムを聴くとわかります。独特のフレーズと言うか、メロディーラインがあるようです。良く言われるメロディー・メーカーです。
タイトル:Bill LaBounty/ビル・ラバウンティ
1 LIVI'N IT UP
イントロのフェンダー・ローズは、本人が演奏。歯切れのいいドラムは、ステーヴ・ガット、後半の サックスは、デヴィッド・サンボーン。ハーモニーは、パティー・オースチン。非常に聴きやすい曲 です。
2 DIDN'T WANT TO SAY GOODBYE
所々で聞こえるフェンダー・ローズ。この曲も本人が演奏。コーラスは、ジェームス・テイラーで す。真夜中に一人静かに聞きたい曲です。
3 DREAM ON
ギター:ステーヴ・ルカサー(ソロじゃない部分)、ドラム:ジェフ・ポーカロ。作曲がビルなので、 「TOTO」っぽくは無いです。
4 SLOW FADE
曲のタイトルどうり、スローテンポな曲です。サックスは、デヴィド・サンボーン。
5 COMIN' BACK
歌詞は「僕が戻り続ける場所、シカゴとロスの間。・・・」彼の生まれはウィスコンシン、育ちはアイ ダホ、地理的には少し違うような・・・。よくわかりません。
6 LOOK WHO'S LONELY NOW
7 NEVER GONNA LOOK BACK
ビルのフェンダー・ローズとジェームス・テイラーのハーモニーが印象的。
8 IT USED TO BE ME
切ないバラードが、ビルの歌声でさらに「セツナク」なります。
9 NOBODY'S FOOL
独特のソウルっぽい声ですが、彼の歌詞はかなり聞き取れます。曲がスローなこともあります が。丁寧に歌ってる気がします。コーラスには、スティーヴン・ビショップが参加。なんと豪華なメ ンバー。
10 SECRETS
所蔵CDが見つかりませんが、このアルバムも結構好きです。
見つかったら、紹介します。
彼のアルバムは、何を聴いても素晴らしいですね。
by seawind335 (2013-01-04 21:32)
seawind335さん、コメントありがとうございます。彼を一言で褒めるとしたら「渋い」かな?
by ya52873 (2013-01-12 18:41)